復活しました
仕事が大変忙しい時期だったものですから、しばらくこっちの世界から遠ざかっていました。
ぼくの本業は化学工場の安全管理で、自分の得意だったり好きだったりする諸々から、ある意味で最も遠いところに暮らしているわけで。 でも忙しければそちらに専念しなければならない。ようやくまたこっちで遊べる余裕が出てきたかな。
ubuntu 16.04LTS on Coffee Lake
たまにはパソコン関係のことも。
ubuntuとはOSの名前で、無料で提供されている、Linuxのディストリビューションです。16.04はそのバージョン、LTSはLong Term Support ということで長期間サポートが保証されていることを示す符号。
よっぽどの物好きでない限り、この手のOSは古くてwindowsが普通に動かなくなったような、疲れきったPCを復活させる手段として利用するケースがほとんどだと(偏見を持って)思っていたわけですが、私なんかは物好きなので、新しいPCに早速このubuntu16.04.03LTSをインストールしてみたわけです。スペックは
- CPU : Intel Core i3-8100 (3.6GHz) ※第8世代、通称"Coffee Lake",新しい
- マザーボード:Z370 Pro4 ←第8世代対応はこれしかない
- メモリ:4GB×2
- グラボ:なし
という超シンプル構成。だが、これが動かない。いや、動く、すごーくゆっくり。おいおい、こっちは新品のPCだぞ、しかもスペック十分じゃないか、これは一体どうしたことだ・・・と思っていたら、まさかの「新品」であることが仇となるケースでした。
問題は、新しいCPUである Coffee Lake にUbuntuのLinux カーネルが対応していなかったこと。
これを解決するのに随分と悩んだ。
やり方はhttps://www.kernel.org/で最新の安定版のバージョンを確認して、そいつを下の方法にしたがってインストールするだけ。でもこれを発見するの、すごーく大変だったんですってば。
ちなみに最新安定版はココで探すのがいいですよ。右上の黄色い看板(?)"Latest Stable Kernel"参照。
wget http://kernel.ubuntu.com/~kernel-ppa/mainline/最新版ver./***.deb
と読み替えてください。
ハッピー数(つづき)
ハッピー数はそれほど興味深い数ではないが、これでも真面目な数学の対象となっていることが偉い。次の定理が証明されている。
定理
任意の長さの連続するハッピー数が存在する
連続する最小のハッピー数は31,32で長さは2だ。長さ3の連続するハッピー数は1880,1881,1882。長さが5になると44488, 44489,44490,44491,44492が最小の組み合わせである。上の定理はこんな風に連続するハッピー数を探していくと、好きな長さの連続する組を見つけることができると言っている。そう、それが1億でも。
・・・すごいなぁ。
この事実もすごいけど、こんなことを真面目に研究した数学者がいるということもすごい。この証明は意外に短い。
気になる人はコチラ:
元の論文(英語)
インテジャーズのわかりやすい解説(日本語)